
品川区南品川3丁目にある海雲寺の千躰荒神堂で、京急青物横丁駅から2分ぐらいです。
海雲寺は、1251年創建で、1596年に臨済宗から曹洞宗に改宗し、1661年に寺号を海雲寺と改めました。
江戸初期の島原の乱の出陣の時、天草の荒神に祈願すると千余の神兵が現れたということで、高輪の鍋島家の下屋敷に祀られていたものを、1770年に海雲寺に移しました。
春と秋の千躰荒神祭は、大変な賑わいで、品川の荒神さんの方が有名なのです。
この荒神堂の本殿の建物は、関東大震災後に再建されたもので、鉄筋コンクリート造です。
旧東海道の品川宿にはお寺が多く、個性的なものがあって見ごたえがあります。
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