2020年03月26日

居残り連(北品川)

居残り連(北品川)
品川区北品川1丁目にある「居残り連」というイタリアンレストランです。八ツ山通り沿いで、旧東海道から坂を下ったところにあります。マルエツプチの向かいで、京急北品川駅から3分ぐらいです。
江戸古典落語「居残り佐平次」にも登場する老舗「うなぎ荒井家」が2004年(平成16年)に閉店した後、改装してイタリアンレストランになりました。銅板貼りの看板建築で、風情のある建物で、そのまま残したいという地元の人たちの協力でできたようですね。
「居残り佐平次」は、六代目三遊亭圓生の高座が評判が良いようです。遊郭の代金を払えず居残る話なのですが、品川遊郭は旧東海道のファミリーマート辺りにありました。土蔵相模跡という石碑があり、高級妓楼「相模屋」の事です。壁が土蔵造りだったのですね。
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2020年03月20日

看板建築(三軒茶屋)

看板建築(三軒茶屋)
世田谷区三軒茶屋1丁目、中里通りにある看板建築です。国道246号は元々、相模国大山にある大山阿夫利神社への参拝者が通った大山道という古道です。国道になって直線化されていますが、くねくねした旧道が残っている場所があります。ここもその一つですね。三軒茶屋第一病院の裏です。
木造モルタル造りで、十字と階段状のパラペットが特徴です。昭和初期ぐらいの建築だと思われます。
カフェと訪問介護の会社が入居しています。
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2020年03月05日

旧協働会館(芝浦)

旧協働会館(芝浦)
港区芝浦1丁目にある旧協働会館です。1936年(昭和11年)に建てられた芝浦花柳界の見番で、三業組合の事務所です。「三業」とは「置屋」「料亭」「待合」の三つです。雅叙園の建築も手がけた酒井久五郎氏の設計した建物で、東京に唯一残る戦前の木造見番建築です。両側に芸者置屋があったのですが、もうありません。
玄関に銅板葺きの唐破風があり、一階は事務所、二階は桧舞台のある「百畳敷」という大広間があります。
戦中に花柳界が疎開したために、港湾労働者の宿泊所となり、戦後に協働会館と名前が変わり、大広間は日本舞踊の稽古場や集会所として使われ、地元の人にも親しまれていました。
老朽化のため、2000年に閉鎖されましたが、港区有形文化財に指定し、保存活用することになりました。修復が終わり、2020年4月1日に公開されるようです。
修復前の写真はこちら
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2020年02月29日

堀ビル(新橋)

堀ビル(新橋)
港区新橋2丁目、外堀通りと赤レンガ通りの交差点にある堀ビルです。1890年(明治23年)に鍵と錠前、建築金物などを扱う堀商店が創業しました。塔屋のある2階建ての木造洋風建築でしたが、関東大震災で焼け、1932年(昭和7年)に再建されました。鉄筋コンクリート造4階建て、塔屋も付いています。公保敏雄と小林正紹の兄弟が設計し、安藤組が施工しました。小林正紹は国会議事堂設計チームの中心であり、神宮外苑の絵画館も設計しました。
この建物は東京都の選定歴史的建造物で、登録有形文化財でもあります。1階がショールーム、2階3階が事務所、4階が住居になっています。
角丸の建物で円形の階段がおしゃれですね。スクラッチタイルはイギリスから取り寄せたもので、レリーフなどの細かい細工も素晴らしいです。
この写真、奇跡的に人がひとりも写っていません。この場所としては珍しいです。長時間露光とかじゃないです。車道から撮っていますので。
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2020年02月23日

白亜荘(南麻布)

白亜荘(南麻布)
港区南麻布2丁目、麻布通りの古川橋と三の橋の間をちょっと入ったところです。入口ドアの上に「荘亜白」と右書きなので、1945年(昭和20年)以前か、戦後すぐぐらいの建物だと思われます。上がアパートで、1階は町工場です。何やら古い機械のようなものが外に放置されています。もちろん使われてない建物です。
町工場は、合資会社「田中吉左衛門商店」で工作機械器具の会社だったようです。この会社は、近くの三田2丁目と高輪1丁目にまだあります。中古の機械を扱っているらしいです。
入口ドアの上の窓の細工とか、ちょっとお洒落なところもありますね。全体にタイル張りですし。
白亜荘(南麻布)
反対側に回って見ると、外階段の痕跡があります。今では珍しい中廊下のアパートだったことがわかります。
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