2017年08月08日

サマーキャンプ/ベルナール・フォコン

サマーキャンプ/ベルナール・フォコンマネキンを使った作品で有名なベルナール・フォコンの代表作である「サマーキャンプ」です。彼の少年時代の思い出の風景を、マネキンを使って再現した写真集です。1950年生まれのフランス人写真家です。この本はNYの出版社で1980年刊で、印刷はイタリアですね。中には鮮やかな写真もありますが、大半が少し色褪せたような感じで、少年の遠い記憶の雰囲気でいいですね。私の好きな写真家の一人です。
今日たまたま、「スタンド・バイ・ミー」という映画を見て、ジャック・バウワーも若き日があったのだなあとか思ってました。スティーヴン・キングの少年時代の夏休みの話なのですが、連想でこの写真集を本棚から引っぱり出してみました。
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2016年09月30日

『絶唱、横須賀ストーリー』石内都

『絶唱、横須賀ストーリー』石内都石内都の写真集初期三部作のうちの二册目ですが、最初の個展が「絶唱、横須賀ストーリー」なのでデビュー作といってもいいかもしれません。あと二つは「アパートメント」と「連夜の街」です。
この本は写真通信社で1979年刊行です。
森山大道風のざらざらした荒々しい写真ですが、からっとしてなくて怨念がこもっています。6才から19才まで暗い思春期を過ごした、横須賀に対する恨みというか敵討ちらしいです。
石内都は彼女の母親の本名の旧姓だそうです。その母親の遺品を撮った写真とか、フリーダ・カーロの遺品も有名ですね。
実は島尾さん宅で会った事があります。あまりお話しできませんでしたが。
この本、アマゾンでは見つかりませんでした。
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2016年09月22日

幼年の「時間」/牛腸茂雄

幼年の「時間」/牛腸茂雄「時間」に「とき」とふりがながふってあります。子供たちの笑顔やきらきらした目が印象的で、静かで時間が止まったような写真ですね。一部、日本カメラに掲載された写真もあります。
4歳のときに脊椎カリエスを患い、正常な体力がないまま写真活動をされていたんですね。桑沢デザイン研究所出身です。1983年、36歳で亡くなっています。
1989年に四谷のFROGで「幼年の時間」として友人たちにより企画展示されたものに、未発表のネガからの写真も加えています。1995年に四谷のモールから出版されました。
知らない人もいるかもしれないので念の為「ごちょうしげお」です。
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2015年11月26日

街角/木村伊兵衛(ニコンサロンブックス)

街角/木村伊兵衛(ニコンサロンブックス)1981年にニッコールクラブから発行された写真集で、東京など日本各地の写真、ヨーロッパと中国の写真を収録しています。今は賞の方が有名ですが、戦前戦後の写真界に大きな業績を残した写真家で、スナップ写真の名人、ライカの使い手としても有名ですね。
ヨーロッパと中国の写真はそれほど古さを感じさせませんが、日本の写真は古さ,懐かしさとともに、昔の日本は貧しかったのだなあという感想もあります。
この本の中で一番好きな写真は、有名な写真ですが、「本郷森川町」で1953年に撮られたもので、森川交番と洋館の歯科医院のある五叉路でのスナップです。向いている方向がそれぞれ違う12人が登場しています。こういう写真を撮るのはなかなか難しいです。
この本は会員配布の非売品だったようです。古本屋でも見つけるのは困難なようで、アマゾンにもありません。
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2015年08月30日

メメント・モリ/藤原新也

「メメント・モリ」藤原新也メメント・モリとはラテン語で「死を想え」という宗教用語です。生と死をテーマにした写真と文章なのですが、死と向き合うことを忘れている現代人を、犬に食われる死体の写真であッと言わせ、死があってこその生でと、ちょっと哲学的な内容ですね。かなり詩的な文章です。写真の隅に大きい極太明朝の白抜き文字なのもかなり新鮮な感じです。
一方、写真は美しい。ひたすら美しい。インド、日本、チベットなどですが、特に極彩色の花の写真が印象的で、肉感的ですらあります。写真から何かを読み取ろうとする人にとってはつまらない写真かもしれません。感じる写真ですね。
「東京漂流」に続く作品です。こちらもお薦めです。
最初の発行は1983年で、私の手持ちは1990年の新装版ですが、21世紀エディションは写真とコピーの入換えがあり、銀字印刷のようです。
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