これ、以前にmixiの方へ書いたのですが、読めなくなっているので再掲します。
あまりSFっぽくないタイトルですが、時間旅行物です。226事件真っ最中の蒲生邸(フィクションですが)に1994年の受験生が行ってしまうという話です。で、雪の降った寒い朝の話なので、寒い時期に読めばよかったとふと思った。「ホワイトアウト」真保裕一、を読んだときも同じことを思ったんですよね。暑いときに読みましたから。
このお話の主人公は、実は226事件なんですよね。事実の重みと言うか、蒲生邸と時間旅行者以外は、史実にそって書いてあるんですよ。結構面白いです。
桑原甲子雄さんの写真で、226事件の日の朝の雪景色を撮ったものがあったのを思い出します。
PR:蒲生邸事件 (文春文庫)