2009年12月24日

Yahoo! JAPANに登録した頃

santa.jpg昔話を少し。私が初めてインターネットに接続したのが、1996年の5月7日でした。それまではニフティサーブを使っていました。しばらく併用していましたね。

その年の12月頃自分のホームページを立ち上げました。そのころはクリッカブルマップもサーバーサイドで動作するものだったので、アップロードしないと確認ができないものでした。けっこう面倒でしたね。インターネット雑誌がいくつかあり、個人のホームページがまだ珍しかったので雑誌に取り上げられることもありました。そのときはアクセスが増えましたね。

Yahoo! JAPANができたのが1996年4月です。ポータルサイトの主役としていきなり出た感じですね、いまでこそキーワード検索が主流ですが、このころは、カテゴリー検索で、登録して掲載するという形でした。で、私のホームページがYahoo!に登録されたのが、1996年の12月24日なのです。証拠はこちら。
http://dir.yahoo.co.jp/pg/newsite/19961224/complete_listing/

ちなみに、Googleは1998年9月にサービス開始です。Yahoo! JAPANでも2001年4月からGoogleを採用してキーワード検索もできるようにしました。その後だんだんそちらに比重が移っていくわけですね。

ただ、Yahoo!のカテゴリー検索の役目はまだまだありまして、けっこうYahoo!経由で訪問する人が多いですね。
http://dir.yahoo.co.jp/Arts/Visual_Arts/Photography/Photographers/WhitePages/wp_3.html
2009年12月20日

大橋ジャンクション

大橋ジャンクション
2010年3月に部分開通する大橋ジャンクションです。大橋一丁目で元東急のバスの車庫があった場所です。手前は目黒川です。山手通り地下の中央環状線と 3号渋谷線をつなぐものですね。部分開通するのは中央環状線西新宿JCTから大橋JCTまでです。
ループは一周400mで国立競技場とほぼ同じ大きさです。ループ状のトンネルの内側は換気所で、屋上は緑化されるようです。

2007年2月の写真はこちら
タグ:目黒川
posted by エダヤスオ | Comment(0) | TrackBack(0) | 写真>建造物建築物
2009年12月20日

クリスマスと正月は同じ起源?

tonakai.jpg1年の始まりはいつかということを調べると暦の歴史を調べないといけないので大変なことになります。しかも、陰暦と太陽暦が混在するのでややこしいです。

古代バビロニア王国では春分の日近くの新月の日が1年の始まりでした。陰暦と太陽暦を折衷するためにはもちろんうるう月が必要です。

古代ローマ(紀元前8世紀)ロムルス暦では冬の間2ヶ月は日付がありませんでした。ユマ暦では、暦の最後にヤヌアリウス、フェブラリウスというふた月を加えました。年末である2月23日の最後にうるう月を入れました。ローマ政府はヤヌアリウスの月を1年の初めと変更しました。月の神ヤヌスが偉かったからだそうです。

紀元前46年、シーザーが制定したユリウス暦で、4年に1日のうるう日を入れ、1月を年初めとしました。そして陰暦と関係なく固定した12ヶ月としたわけです。

このとき春分の日の2ヶ月前が年初めになるので、1月21日前後ですよね。ずれてますね。ここでクリスマス登場です。

古代ローマでは冬至祭というものがありました。昼が一番短くなる日が太陽の復活する日と考えられていたわけです。また、ユリウス暦制定の頃はミトラ教が盛んで、太陽神ミトラが冬至に死んで、3日後に復活するとして祝いました。12月25日ですね。その後キリスト教に変わっていっても、キリストの誕生日がよく分からなかったので、ミトラ教の祭日をキリストの誕生日にしちゃったんですね。

キリストは生誕から8日目にユダヤ教の割礼を受けます。その日を1月1日として採用したんです。6世紀頃の話ですが、ヨーロッパ全域で使われるのは10世紀頃かららしいです。冬至とクリスマスと正月は密接な関係があるわけです。クリスマスとお正月は玄関ドアに飾るものも何となく似ていますよね。

一方、中国でも太陰太陽暦で、前漢までは冬至のある月が正月でした。農業にとっては大事な日なんですね。

前漢のころ、24節気が作られました。太陽の位置だけで決められます。現在日本でも使われていますね。後漢からは、そのうちの立春がある月が正月と決められたようです。気温が一番低くなる頃を太陽の復活と考えたんですね。これは今でも生きていまして、中国では旧暦の正月の方を盛大に祝います。

日本は江戸時代までは中国の暦、明治からは西洋の暦がそのまま使われています。う〜ん、独自性がないですね。

また、クリスマスの話ですが、イブを祝うのは、ユダヤ教では1日の始まりが日没からだからなんです。それが起源なのです。ユダヤ教とキリスト教とイスラム教の関係は、、、長くなるのでまたの機会に。アメリカでは様々な宗教の人がいるので、公式な場では「メリークリスマス」ではなく「ハッピーホリデイ」を使うことが多いようですね。
タグ:クリスマス
posted by エダヤスオ | Comment(0) | TrackBack(0) | ノート>宇宙天文
2009年12月14日

ベーゼンドルファー

今のピアノの三大メーカーと言えば、ヤマハ、スタインウェイ、ベーゼンドルファーだそうです。台数比率は100対10対1ぐらいです。

ベーゼンドルファーは手作りなので少ないのです。年間350台ぐらいしか作らないらしく、今までの合計が48000台だそうです。だから値段も高くなりますね。だいたい一千万円以上です。

1828年オーストリアのウィーンで創業されました。愛用者としては、ヴィルムヘルム・バックハウス、オスカー・ピーターソンが有名ですね。

ボディの85%以上を響板と同じスプルースという素材を使い、楽器全体が鳴ることで倍音が多く柔らかい音色となっています。ピアノの底の部分の支柱も井桁状で頑丈そうですが、これもスプルースを使っています。

side_by_side.jpgオーディオラボというレーベルでサイド・バイ・サイドというアルバムが何枚か出ています。A面がベーゼンドルファーで、B面がスタインウェイで、録音されています。A面がドラムレストリオで、B面が普通のピアノトリオですね。ピアノは八城一夫です。ホールは違いますが同じ人が録音していますので、音質の違いがよく分かります。というか、それを際立たせる為のレコードですね。

押しの強い低音にきらびやかな高音の豪華でダイナミックな音のスタインウェイに対して、おとなしく柔らかでころころした感じで品のいいベーゼンドルファーの音は対照的ですね。

そのベーゼンドルファーも昨年ヤマハに買収されました。機械で安く大量生産の会社ですからね。どうなりますか。

ピアノが一台しかないホールはたいていヤマハです。二台あるところは、ヤマハとスタインウェイです。三台あるところは少ないですね。最近は学生のときに弾いていて慣れてるのでヤマハがいいというピアニストも多いそうです。

ベーゼンドルファー・ジャパン

ベヒシュタインの記事はこちら
posted by エダヤスオ | Comment(0) | TrackBack(0) | ノート>音楽
2009年12月07日

「陰日向に咲く」劇団ひとり

「陰日向に咲く」劇団ひとり芸人の一芸の域を脱していますね。結構おもしろかった。<再掲>

短編集のようだけど、登場人物がかぶっている連作小説と言った方がいいのかな。思わぬところに知っている人が出てくるおもしろさがありますね。

ホームレスを夢見る会社員。売れないアイドルを一途に応援する青年。合コンで知り合った男に遊ばれる女子大生。老婆に詐欺を働く借金まみれのギャンブラー。場末の舞台に立つお笑いコンビ。とか、落ちこぼれの人たちが登場人物です。

似たような、趣向の作品に、「走れタカハシ」村上龍、がありますね。各短編に必ず、広島カープの高橋慶彦選手が登場するという連作短編集です。テンポがいいところとか、ちょっと強引なストーリー展開、ユーモアあふれる話、とか似ているところが多いです。こちらもお薦めですよ。
PR:陰日向に咲く (幻冬舎文庫)
PR:走れ,タカハシ! (講談社文庫)

posted by エダヤスオ | Comment(0) | TrackBack(0) | ノート>本
PageTop▲

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。