天文年鑑を買い忘れていました。本日やっと買いました。なんだか12分の11の価値しかないものを定価で買ったような感じがします。中学生の頃からずっと買っています。
2010年1月は天文上はいろいろなことがありました。ネットで情報は得られるので、特に不便はなかったのですが、ちょっとくやしいですね。
日本史上初の元旦の月食、といっても江戸時代までは陰暦なので元旦は必ず新月なので月食はありえません。まあ、明治以降初ということですね。
1月15日、アフリカ、インド、中国で金環日食。西日本では日没帯食。
1月25日、プレアデス星団の食。2005年から連続して起こっていたのですが、今年が最後です。日本ではこの日が最後になります。次回は2023年です。
1月28日、火星の最接近。2年2ヶ月に一度です。今回は遠い最接近です。深夜頭上に見えるオレンジ色の明るい星がそうです。-1.3等。
1月30日、満月で月の今年最近です。33分29秒で、今年一番大きい月で、距離は356740kmです。すぐそばに火星も見えます。
1月31日、火星が衝。
2010年01月30日
2010年01月25日
2010年01月17日
原宿団地
繁華街でも裏の方に行くとぽっかり空間が開いてたりするのですが、お寺や墓地である場合が多いですね。神宮前3丁目の妙円寺の墓地と右に長安寺の建物と墓地が見えます。
奥の四階建てのアパートが原宿団地です。建替えの予定があるので、高層マンション反対の看板があちこちにあります。ずいぶん前から計画されていたような気がしますが、全部空き部屋になっているのは左側の棟だけですね。この団地の向こう側がキラー通りになります。
2010年01月16日
中目黒アトラスタワー
このビルの近くはよく通るのですが、少し離れたところから全貌が見える場所があまりないようなので写真を撮っていませんでした。中目黒三丁目の正覚寺の裏あたりの住宅街から見えたので一枚撮りました。アトラスタワーは高さ165m、45階建てです。まわりに高い建物がないので目立ちます。タワーの手前のビルはみずほ銀行です。屏の向こう側は墓地です。
今日はいい天気でいい青空ですね。
2010年01月14日
シリウスとカノープス
冬の大三角は、オリオン座のベテルギウス、こいぬ座プロキオン、おおいぬ座のシリウスです。そのシリウスが地球から見える二番目に明るい恒星で-1.47等星です。もちろん一番明るいのは太陽ですね。
ギリシャ語で光り輝くものという意味で、中国では天狼、和名は青星です。距離は8.6光年で五番目に近い恒星です。実はシリウスAとシリウスBからなる連星なのです。明るさが極端に違うので小さい望遠鏡では見えません。
そのシリウスの少し右の下の方にりゅうこつ座のカノープスという星があります。全天でシリウスについで三番目に明るい-0.72等星です。距離は310光年で、太陽の65倍の超巨星です。
りゅうこつ座というのはなじみがないと思いますが、以前はアルゴ座の一部でした。とも座、ほ座、らしんばん座、りゅうこつ座に分割されたのです。船底の骨格のように見える部分です。りゅうこつ座は南半球下の方の星座なので知らない人が多いと思いますね。
カノープスは東京での南中高度が1.7度と低いので条件がよくないと見えません。関東地方ではこの星を「布良星」(めらぼし)といい、千葉県南部の地名です。また、南極老人星ともいい、見たものは長寿になるという伝説もあります。
90-52.7-観測地の緯度で、南中高度が分かります。私の生まれ育ったのは瀬戸内海の北緯34度の場所で、3.3度なのでよく見えてました。沖縄では10度ぐらいなので普通に見える星ですね。
山形県の蔵王山(北緯38.1度)から見えたという記録があるのですが、月山(北緯38.5度)からも撮影できたようです。たぶんこれが北限ですね。
地球が丸いので高度が上がると水平線が下がるし、大気が下層ほど濃いことによる屈折で、理論値では水平線下でも見えるようですね。
東京での南中時刻は一月中旬で22時過ぎ、一月下旬で21時半ぐらいです。真南の水平線が見える場所で、晴れているだけでなく、空気の透明度が高い日でないと難しいかもしれません。
ギリシャ語で光り輝くものという意味で、中国では天狼、和名は青星です。距離は8.6光年で五番目に近い恒星です。実はシリウスAとシリウスBからなる連星なのです。明るさが極端に違うので小さい望遠鏡では見えません。
そのシリウスの少し右の下の方にりゅうこつ座のカノープスという星があります。全天でシリウスについで三番目に明るい-0.72等星です。距離は310光年で、太陽の65倍の超巨星です。
りゅうこつ座というのはなじみがないと思いますが、以前はアルゴ座の一部でした。とも座、ほ座、らしんばん座、りゅうこつ座に分割されたのです。船底の骨格のように見える部分です。りゅうこつ座は南半球下の方の星座なので知らない人が多いと思いますね。
カノープスは東京での南中高度が1.7度と低いので条件がよくないと見えません。関東地方ではこの星を「布良星」(めらぼし)といい、千葉県南部の地名です。また、南極老人星ともいい、見たものは長寿になるという伝説もあります。
90-52.7-観測地の緯度で、南中高度が分かります。私の生まれ育ったのは瀬戸内海の北緯34度の場所で、3.3度なのでよく見えてました。沖縄では10度ぐらいなので普通に見える星ですね。
山形県の蔵王山(北緯38.1度)から見えたという記録があるのですが、月山(北緯38.5度)からも撮影できたようです。たぶんこれが北限ですね。
地球が丸いので高度が上がると水平線が下がるし、大気が下層ほど濃いことによる屈折で、理論値では水平線下でも見えるようですね。
東京での南中時刻は一月中旬で22時過ぎ、一月下旬で21時半ぐらいです。真南の水平線が見える場所で、晴れているだけでなく、空気の透明度が高い日でないと難しいかもしれません。