品川区東五反田5丁目にある池田山公園のトイレ前です。たぶんソテツだと思うのですが、頭のふさふさがかわいいですね。寒さ避けの為に植物にこもを巻くのを冬囲いといいます。害虫がこもの方に移動するので春になったら剥がして燃やすらしいです。
ウチのベランダにもソテツがあるのですが、冬囲いをしなくても枯れずに育っていますので、東京では不要かもしれないです。これはたぶんデモンストレーション的なものじゃないかと思いますね。
池田山公園は岡山藩池田家下屋敷の庭園だったものを個人の邸宅を経て品川区が購入して区立の公園になったようで、1985年開園です。公園としては新しいものです。
冬囲いの一種で雪吊りというのもありますね。金沢の兼六園が有名です。北陸の雪は湿って重く松の木等の枝が折れるのを防ぐ為に柱の先端から放射状に縄を張ることをいいます。東京では枝が折れるほど積雪することはないのですが、ここ池田山公園では見られます。これもたぶんデモンストレーションですね。リンゴの樹でリンゴの重みで枝が折れるのを防ぐ為に行ったのが基になっているようです。