
オオスカシバの幼虫の食草はクチナシです。緑色で尾に一本の角があり、尾角といいます。尾角があるのはスズメガの幼虫の特徴です。実はこの尾角の役目は分かってないようです。これは7cmぐらいの大きさで、終齢幼虫だと思われます。このあと地面に降りて落ち葉で繭をつくり蛹になります。
葉の裏側にいて、葉の先の方から食べるのでこれが普通の姿勢です。直立した若芽を食べる時は頭が上で上の方から食べています。根元から食べるようなことはありません。
下の写真は5mmぐらいの大きさですが、小さいのにちゃんと尾角があります。この大きさだと蟻に食べられてしまいますね。もう少し大きくなると大丈夫ですけど。小さい時は葉の端からではなく穴を開けて食べるようですね。
