
ハマギクの蜜を吸うホソヒラタアブです。東五反田5丁目のねむの木の庭(旧正田邸)で撮影しました。ハマギクは野生の菊です。このアブ、漢字で書くと細平田虻で、腹部が細長く平たいのでこういう名前になったようです。大きさは1cmぐらいです。腹部の黒のラインが太いのと細いのが交互になってるので他のヒラタアブとは区別できます。ハチの擬態だと思われます。複眼の上部が左右接しているので雄です。雌は左右の複眼が離れています。
これ、アブという名前がついていますがハエの仲間で、ハエ目ハナアブ科ヒラタアブ亜科に属します。もちろん翅は2枚です。
空中で静止、移動、静止と繰り返す飛び方に特徴があります。蜜を吸う時は花にとまります。下の写真はホバリング中のものです。頭というか目が大きいのがわかりますね。