以前に紹介した記事では二基の給水塔を連結する橋が見えてなかったので、再び紹介します。世田谷区弦巻2丁目にある駒沢給水所です。1924年(大正13年)から1999年まで給水所として使われ、今は非常時の飲料水を貯める施設となっています。
塔の高さは約30mで、一基の貯水量は2,775立方メートル、設計者は中島鋭治氏です。古城のようなデザインがレトロ感を醸し出しています。実用一点張りでない遊び心がいいですね。
ここは標高46mと、世田谷区内でも高い土地です。多摩川の水を渋谷に送るための施設として造られたようです。
この施設を見るベストポイントはありませんね。いろいろな場所から見えるのですが、全貌が見える場所はありません。