目黒区中町2丁目にあります。画面左が駒沢通りで、中央の道路右側が中町2丁目、道路左側が中目黒5丁目です。車道は片側によけていますが、道路の中央にあるのが分かりますね。
木造の庚申堂の中に3本の庚申塔があります。右の板碑型の庚申塔は1663年建立で献開眼帰命帝釈天王と南妙法蓮華経、中央の舟形碑は1692年で青面金剛と日月三猿、左の駒形碑は1697年で青面金剛と日月が彫られています。庚申堂の手前にサワラの木があります。細いので近年植えたものでしょうね。
庚申堂の右側に角柱型文字塔の道標があります。おく沢、ひもんや、いけかみ、あさふ、あを山、ごほん木、ふたご、の文字が見られます。1800年代の建立らしいです。みんなけっこう古くからある地名なんですね。
手前の小さいのが道標で、大きいコンクリート製のは皇太子殿下御降誕記念と書いてありますので1934年(昭和9年)に建てられたものだと思われます。