
桜田通りと外堀通りの交差点、銀座線虎ノ門駅8番出口を出たところにあります。住所は港区虎ノ門1丁目です。都心の千代田区中央区港区などには、門や橋がつく地名が多いのですが、江戸の町の特徴ですね。
江戸初期の江戸城増築のときに配置された内外の36城門のひとつです。実際に虎之御門のあった場所は、文科省の横あたりなのですが、住所が霞ヶ関3丁目になるので、こちらに建てられたようです。実際の門の石はひとかけらも残されていないので、地元の有志が昭和27年、町名変更3周年記念にあたってこの碑を建て、史跡保存の気持ちを表しているということです。上の写真は碑裏なので、虎はお尻を向けています。

歩道側に碑文が書いてあります。
ここの交差点の下を日比谷線も通っているのですが、駅はありません。300mほど南の環二との交差点に新虎ノ門駅を造っています。オリンピックまでには完成するようです。