湯島聖堂の東側の塀にそって、国道17号から外堀通りに下る坂を昌平坂といいます。1691年、徳川綱吉が上野にあった聖堂を湯島に移転し、この坂を昌平坂と命名しました。後の1797年、幕府直轄学校である「昌平坂学問所」ができました。
坂の上の方は両側が湯島1丁目ですが、坂の下の方は湯島1丁目と外神田2丁目の境目となります。で、坂の途中東側に湯島1丁目と外神田2丁目の境があるわけです。湯島は文京区、外神田は千代田区なので区境となります。住所表記のプレートの色が異なりますね。背中側が湯島聖堂です。
川や道路が区境の場所が多いですが、ビルとビルの間は珍しいです。
ついで情報ですが、ここの真下を千代田線が通っています。
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