2011年06月02日

二酸化炭素をつくる

水槽どうしてそんなものをつくるかというと必要だからです。植物の光合成には二酸化炭素が必要なのです。密閉されたところ、特に水槽内では不足しがちです。水道水には二酸化炭素がけっこう含まれていますから、定期的に水道水を足せばいいのですが面倒ですね。そこで、二酸化炭素を添加するわけです。

手っ取り早いのは、ボンベを買ってくることですね。74gで600円ぐらいです。ただ、レギュレーターとかも必要でちょっと大げさです。そこで、家庭にあるものでつくれないかと考えました。

イースト菌を水に溶かして砂糖を加えると、イースト菌発酵で二酸化炭素が発生します。これを利用しています。砂糖だと一時的な発生で持続しないので私は氷砂糖を使っています。砂糖水をゼラチンで固めて利用している人もいますね。一番簡単で安価な方法だと思います。

密閉された空間ではやはり二酸化炭素不足になるようで、温室の中で使う、施設園芸用の炭酸ガス発生装置なるものも売っています。まあ、ストーブみたいのものですけど。
秋葉式炭酸ガス発生装置

地球上には750ギガトンしか二酸化炭素がありません。地球上の全植物が光合成で使うと9年でなくなる量だそうです。ただし、植物が死んだら、燃やすにしても腐るにしても二酸化炭素を発生させますので実際には、なくなることはありません。吸った分はちゃんと吐き出します。心配ご無用です。森林は二酸化炭素の吸収源と思っている人がいますが、違います。
<この記事は贅床ブログからの転載です>
【ノート>自然気象環境の最新記事】
posted by エダヤスオ | Comment(0) | TrackBack(0) | ノート>自然気象環境
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