ヒガンバナですが、漢字では彼岸花で、お彼岸の頃咲くかららしいです。ユリ科で球根が有毒で、食べたら彼岸に行けるという説もありますし、墓地に多いから説もあります。リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、マンジュシャカ)ともいいます。後者はサンスクリット語ですね。
だいたい、群生しているので、単独の花は珍しいです。大田区南蒲田1丁目、新呑川沿いの夫婦橋親水公園で見つけました。種子では増えません。中国から入った一株の鱗茎から増えたらしく、日本のヒガンバナすべて同じDNAです。
花だけで葉がないのがよく分かりますね。花が終わった後、晩秋から細いロゼット状の葉が出て、冬の間茂っていますが、初夏には枯れて休眠してしまいます。花の咲く直前に蕾がぐんぐん伸びてきます。変わったサイクルの多年草です。
PR:二十才の記念碑 曼珠沙華