
世田谷区経堂3丁目の自転車店の前にあり、右側は経堂2丁目です。分かれ道(追分)にあるので道標の役目があるのでしょうね。子育地蔵尊として親しまれているようですけど。1715年に建立されたようです。
左へ行くと船橋方面で、右へ進むと経堂小学校ですずらん通りへ合流します。この右側の道は商店街であるすずらん通りのバイパスで、牛車や大八車を通す為に造られたらしいです。すずらん通りというのは今の名前で、かつては、滝坂道と呼ばれていました。滝坂道は渋谷道玄坂で大山道(246号)から分岐し、調布市東つつじヶ丘2丁目の甲州街道への合流点までの街道でした。徳川幕府が甲州街道を造る以前の中世の道です。すずらん通りはその一部ですね。
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