
港区南青山4丁目、青山霊園立山墓地の南端にあります。撮影者の立っているところは西麻布2丁目で、外苑西通りから少し西へ入ったところです。1865年(慶応元年)に造立されたもので、板状の自然石形で安山岩でできています。道標の役目もあり、「右 青山・内藤新宿・堀之内」「左 二十騎組屋敷・百人組屋敷・善光寺」の方向を示しています。今は文字が少し欠けていますけど。港区指定文化財です。庚申塔がアスファルトの道路に直接埋まっているのは珍しいかもしれません。
西麻布2丁目は大部分の道がゆるくカーブしていて、狭くて一方通行で、旧道がそのまま残っている感じです。
庚申講については何回も書いているので省きます。
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