2023年12月24日

天文年鑑2024

天文年鑑2024年末恒例ですね。2024年は日食が2回、月食が1回、反影月食が1回です。このうち日本で見られるのは、3月25日の半影月食だけです。ちょっと寂しい。肉眼では分かりにくいです。
4月9日の皆既日食はメキシコからカナダまで北米大陸を斜めに横切ります。10月3日の金環日食は、ほとんど太平洋で、日没寸前に南米大陸の南端をかすめます。
月が惑星を隠すのが、惑星食ですが。5月5日の火星食は昼間なので観測しにくい。7月25日の土星食は朝7時なのでもう明るい。12月8日の土星食は、北限界線が日本列島を横切りそれより南で見られる。夕方なので観測しやすい。限界線近くでは土星が月をかすめる。
水星は最大離角の頃、近くに、恒星や月があると見つけやすい。9月上旬にしし座α星(レグルス)に接近する、9月1日には細い月も加わる。
2024年の金星は、6月4日の外合のみで、内合や最大離角などはない。年の前半は明けの明星で、後半は宵の明星となる。年初にさそり座β星に接近する。夏の外合前後は高度が低くて観測しづらい。天体望遠鏡で見ても欠けてなくて丸く見える。
火星は10月22日が西矩で、大きく欠けて見える。秋は、2025年1月12日の衝に向けて観測シーズンとなる。小接近なので木星の30%ぐらいの大きさではあるが。
1月27と28日に明け方の低空で水星と接近する。2月22日に金星と接近、8月14日15日に木星と接近する。かなり近い。観測しやすい。
木星は留が1月1日、東矩が1月23日、5月19日が合で、9月10日が東矩、衝が12月8日。5月まではおひつじ座で、5月におうし座に入り、合となる。7月から明け方のプレアデス星団とヒアデス星団の間を通り、衝の頃はオリオン座の上の方にあり、賑やかな冬の星座の中で目立つ。秋から冬が観測好期。
土星は3月1日が合、6月12日が西矩、7月1日が留、9月9日が衝、11月16日が留、12月8日が東矩。土星は2024年はみずがめ座からは出ない。土星の輪が水平に近くなりかなり扁平に見える。ちなみに環の消失は2025年。土星は夏から秋が観測好期。
太陽の黒点数は2023年6月に黒点相対数が150を超えて過去20年で最も多かった。前回周期より太陽活動が活発であると言える。フレアーも活発になっている。
8月12日深夜から13日朝にかけてが極大のペルセウス座流星群は条件がいい。オリオン座、しし座、双子座などの秋の流星群は満月に近く条件は良くない。
肉眼で見える彗星はなさそうだね。
人工天体の記述もあるのだが、スターリンク衛星は、他45機とか他56機とか一度にたくさん打ち上げられるのが特徴だね。しかも頻繁に打ち上げられている。他の衛星でも他1機とか他3機とかが多い。隙間を利用した相乗り衛星が増えたためだと思われる。
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2022年12月31日

天文年鑑2023

天文年鑑2023天文年鑑2023年版を買いました。いつもは割と早く買うのですが、今年は遅かったので、近所の本屋で残り1冊でギリギリセーフでした。数日前に、執筆者の一人である藤井旭さんが亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
日食は2回あり、4月20日の金環皆既日食は、日本では太平洋岸で部分日食となります。皆既食帯の端の方は金環食となります。皆既食が見られる陸上は少なく、オーストラリアの一部と東チモールの一部です。10月15日の金環日食は、北米から中米を通って南米までなので、日本では見られません。
月食は半影月食が1回、部分月食が1回あります。5月6日の半影月食は日本で見られますが、肉眼では分かりにくいです。10月29日の部分月食も日本で見られます。ただし、早朝で、少し欠けるだけで、後半には空が明るくなります。
3月24日に金星食が見られます。金星が月に隠される現象で、日本では九州南部だけで高度も低い。金星と月が接近している様子は全国で肉眼で見えます。
水星はまあ相変わらずですが、今年は内合が4回あるのが珍しいかな。会合周期が116日なので各現象は約4ヶ月おきなので3回が通常です。
金星が見頃で、年の前半が宵の明星で、6月4日が東方最大離角、7月7日が最大光度(-4.5等級)となります。8月12日の内合の後は明けの明星となり、9月19日が最大光度で、10月24日が西方最大離角となります。3月初めに木星と接近しますが、2月22日には月も加わります。あと、月と接近するのが前述の3月24日と、4月23日、5月23日、6月22日で、明け方では、11月9日、12月10日です。
火星は2022年12月1日が最接近なので、まだ明るく大きく見えますが、どんどん遠ざかり、11月18日が合となります。月と接近するのは、1月4日、1月31日、2月28日、3月28日で、肉眼で見えます。
木星は夕方南に見えますが、西へ移動し、4月12日に合となります。3月2日に金星と接近します。5月半ばに魚座から牡羊座に入る頃から、朝の東の空に見え、秋から冬が観測好機で、衝は11月3日です。
土星は2月17日が合で、その頃、山羊座から水瓶座に入ります。衝が8月28日で、夏以降が観測好機です。水瓶座付近は明るい星がないので目立ちます。
今年観測条件の良い流星群は、4月23日のこと座、8月13日のペルセウス座、10月22日のオリオン座、11月18日のしし座、12月15日のふたご座です。それぞれ極大日で、前後数日の幅があります。
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2021年12月31日

天文年鑑2022

天文年鑑20222022年版天文年鑑を買いました。表紙は土星の写真で、衝効果ありとなしの比較です。
全世界で部分日食が2回、皆既月食が2回あるが、日本で見られるのは、11月8日の皆既月食だけです。ただし、皆既月食中に天王星食が見られるというおまけ付きです。
南西諸島のみで5月27日の昼間、金星食が見られ、7月21日から22日に山口県以東で火星食が見られるが、出現のみで低空と条件は悪いです。
3月末から5月にかけて明け方の空に金星火星木星土星が集合します。4月5日に火星と土星が、5月1日に金星と土星が、5月29日に火星と木星が、1度以内に接近します。肉眼で見えます。
水星は、1月4日と5月2日の夕方、月の近くに見えるので見つけやすいです。
金星は、内合が1月9日、外合が10月21日なので、一年の大半が明けの明星となります。年末には宵の明星となります。最大光度が2月13日で-4.6等、西方最大離角が3月20日です。2月から7月半ばまで明け方の空にほぼ同じ高度で見られます。
火星は最近が12月1日で、衝が12月8日です。この頃、すばるの近くに見えます。年末から年明けにかけてが見頃です。今回は中接近です。次の大接近は、2033年と2035年です。木星は、合が3月6日で、衝が9月27日です。夏から秋が観測好機です。みずがめ座からうお座に移動し赤道をまたぎます。
土星は、合が2月5日、衝が8月15日です。夏から秋が観測好機です。2021年に引き続きやぎ座から出ません。
明るくなる彗星はPASTARRS彗星だが、年末に5等級ぐらいで肉眼では厳しいかもしれません。
太陽活動ですが、黒点ゼロの期間が長かったですが、無事第25活動周期が始まりました。
流星群ですが、しぶんぎ座流星群が数も多く観測条件がいいです。1月4日極大です。
ペルセウス座、しし座は条件が悪いです。
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2020年12月31日

天文年鑑2021

天文年鑑20212021年版天文年鑑を買いました。表紙は2020年7月に見られたネオワイズ彗星です。
2021年は6月10日に金環日食、12月4日に皆既日食があるのですが、それぞれ北極と南極なので観測は厳しいですね。月食は二回ありどちらも日本で見られます。5月26日の皆既月食、11月19日の部分月食です。
惑星が月に隠される惑星食は、水星金星火星それぞれ2回づつありますが、日本で見られるのは11月8日の金星食だけです。昼間ですけど。
金星は3月4日が外合でそれまでは明けの明星ですが、すぐに高度が低くなるので見られるのは1月初旬だけですね。あとはずっと宵の明星です。6月ぐらいから見られます。東方最大離角が10月30日で47度3分、最大光度が12月4日で-4.7等です。7月12日に金星と火星と月が大接近します。
火星の接近はありません。10月9日が合です。
木星は山羊座にいますが、水瓶座との間をいったりきたりします。1月29日が合で、8月20日が衝です。夏が観測好機です。2月11日金星と接近、3月5日水星と接近します。
土星はずっと山羊座にいます。1月24日が合で、8月2日が衝です。夏が観測好機です。2月6日に金星に大接近します。年始めは木星と近い位置にいますが、木星の方が移動が速いのでどんどん離れていきますね。
2021年は肉眼で見えるような彗星はなさそうです。
今年の流星群の観測は条件が悪いものが多いです。ただし、8月13日極大のペルセウス座流星群と、12月14日極大のふたご座流星群は条件がいいです。予想HRが70と80で数が多いです。
太陽活動ですが、2020年始めには第25活動周期に入ったとされるのですが、夏から秋でも1か月黒点ゼロとかあったので不安でしたが、最近は増えています。この情報はこの本にはありません。
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2020年04月15日

火星土星木星月

火星土星木星月
本日、4月15日朝に、火星、土星、木星、月が並びました。モニターの解像度やコントラストにより見えにくい場合は、下のトリミング写真をクリックすると大きくなります。
月齢21.5日の半月ですが、露光オーバーのために豆みたいになっています。一番左が火星で、肉眼では赤く見えますが、写真ではほぼ点なので、色はわかりません。0.6等級ぐらいです。中央が土星で、同じく0.6等級です。明るいのが木星で、-2.2等級です。火星はぐるぐる動くので色々な惑星と出会いますが、木星と土星は、公転周期が11.9年、29.5年とゆっくりなので、邂逅は20年ぶりです。12月21日には6分まで接近します。ガリレオ衛星の軌道より内側です。ちなみに月の直径は30分=0.5度です。
火星土星木星月

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