2022年12月31日

天文年鑑2023

天文年鑑2023天文年鑑2023年版を買いました。いつもは割と早く買うのですが、今年は遅かったので、近所の本屋で残り1冊でギリギリセーフでした。数日前に、執筆者の一人である藤井旭さんが亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
日食は2回あり、4月20日の金環皆既日食は、日本では太平洋岸で部分日食となります。皆既食帯の端の方は金環食となります。皆既食が見られる陸上は少なく、オーストラリアの一部と東チモールの一部です。10月15日の金環日食は、北米から中米を通って南米までなので、日本では見られません。
月食は半影月食が1回、部分月食が1回あります。5月6日の半影月食は日本で見られますが、肉眼では分かりにくいです。10月29日の部分月食も日本で見られます。ただし、早朝で、少し欠けるだけで、後半には空が明るくなります。
3月24日に金星食が見られます。金星が月に隠される現象で、日本では九州南部だけで高度も低い。金星と月が接近している様子は全国で肉眼で見えます。
水星はまあ相変わらずですが、今年は内合が4回あるのが珍しいかな。会合周期が116日なので各現象は約4ヶ月おきなので3回が通常です。
金星が見頃で、年の前半が宵の明星で、6月4日が東方最大離角、7月7日が最大光度(-4.5等級)となります。8月12日の内合の後は明けの明星となり、9月19日が最大光度で、10月24日が西方最大離角となります。3月初めに木星と接近しますが、2月22日には月も加わります。あと、月と接近するのが前述の3月24日と、4月23日、5月23日、6月22日で、明け方では、11月9日、12月10日です。
火星は2022年12月1日が最接近なので、まだ明るく大きく見えますが、どんどん遠ざかり、11月18日が合となります。月と接近するのは、1月4日、1月31日、2月28日、3月28日で、肉眼で見えます。
木星は夕方南に見えますが、西へ移動し、4月12日に合となります。3月2日に金星と接近します。5月半ばに魚座から牡羊座に入る頃から、朝の東の空に見え、秋から冬が観測好機で、衝は11月3日です。
土星は2月17日が合で、その頃、山羊座から水瓶座に入ります。衝が8月28日で、夏以降が観測好機です。水瓶座付近は明るい星がないので目立ちます。
今年観測条件の良い流星群は、4月23日のこと座、8月13日のペルセウス座、10月22日のオリオン座、11月18日のしし座、12月15日のふたご座です。それぞれ極大日で、前後数日の幅があります。
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2021年12月31日

天文年鑑2022

天文年鑑20222022年版天文年鑑を買いました。表紙は土星の写真で、衝効果ありとなしの比較です。
全世界で部分日食が2回、皆既月食が2回あるが、日本で見られるのは、11月8日の皆既月食だけです。ただし、皆既月食中に天王星食が見られるというおまけ付きです。
南西諸島のみで5月27日の昼間、金星食が見られ、7月21日から22日に山口県以東で火星食が見られるが、出現のみで低空と条件は悪いです。
3月末から5月にかけて明け方の空に金星火星木星土星が集合します。4月5日に火星と土星が、5月1日に金星と土星が、5月29日に火星と木星が、1度以内に接近します。肉眼で見えます。
水星は、1月4日と5月2日の夕方、月の近くに見えるので見つけやすいです。
金星は、内合が1月9日、外合が10月21日なので、一年の大半が明けの明星となります。年末には宵の明星となります。最大光度が2月13日で-4.6等、西方最大離角が3月20日です。2月から7月半ばまで明け方の空にほぼ同じ高度で見られます。
火星は最近が12月1日で、衝が12月8日です。この頃、すばるの近くに見えます。年末から年明けにかけてが見頃です。今回は中接近です。次の大接近は、2033年と2035年です。木星は、合が3月6日で、衝が9月27日です。夏から秋が観測好機です。みずがめ座からうお座に移動し赤道をまたぎます。
土星は、合が2月5日、衝が8月15日です。夏から秋が観測好機です。2021年に引き続きやぎ座から出ません。
明るくなる彗星はPASTARRS彗星だが、年末に5等級ぐらいで肉眼では厳しいかもしれません。
太陽活動ですが、黒点ゼロの期間が長かったですが、無事第25活動周期が始まりました。
流星群ですが、しぶんぎ座流星群が数も多く観測条件がいいです。1月4日極大です。
ペルセウス座、しし座は条件が悪いです。
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2020年12月31日

天文年鑑2021

天文年鑑20212021年版天文年鑑を買いました。表紙は2020年7月に見られたネオワイズ彗星です。
2021年は6月10日に金環日食、12月4日に皆既日食があるのですが、それぞれ北極と南極なので観測は厳しいですね。月食は二回ありどちらも日本で見られます。5月26日の皆既月食、11月19日の部分月食です。
惑星が月に隠される惑星食は、水星金星火星それぞれ2回づつありますが、日本で見られるのは11月8日の金星食だけです。昼間ですけど。
金星は3月4日が外合でそれまでは明けの明星ですが、すぐに高度が低くなるので見られるのは1月初旬だけですね。あとはずっと宵の明星です。6月ぐらいから見られます。東方最大離角が10月30日で47度3分、最大光度が12月4日で-4.7等です。7月12日に金星と火星と月が大接近します。
火星の接近はありません。10月9日が合です。
木星は山羊座にいますが、水瓶座との間をいったりきたりします。1月29日が合で、8月20日が衝です。夏が観測好機です。2月11日金星と接近、3月5日水星と接近します。
土星はずっと山羊座にいます。1月24日が合で、8月2日が衝です。夏が観測好機です。2月6日に金星に大接近します。年始めは木星と近い位置にいますが、木星の方が移動が速いのでどんどん離れていきますね。
2021年は肉眼で見えるような彗星はなさそうです。
今年の流星群の観測は条件が悪いものが多いです。ただし、8月13日極大のペルセウス座流星群と、12月14日極大のふたご座流星群は条件がいいです。予想HRが70と80で数が多いです。
太陽活動ですが、2020年始めには第25活動周期に入ったとされるのですが、夏から秋でも1か月黒点ゼロとかあったので不安でしたが、最近は増えています。この情報はこの本にはありません。
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2020年04月15日

火星土星木星月

火星土星木星月
本日、4月15日朝に、火星、土星、木星、月が並びました。モニターの解像度やコントラストにより見えにくい場合は、下のトリミング写真をクリックすると大きくなります。
月齢21.5日の半月ですが、露光オーバーのために豆みたいになっています。一番左が火星で、肉眼では赤く見えますが、写真ではほぼ点なので、色はわかりません。0.6等級ぐらいです。中央が土星で、同じく0.6等級です。明るいのが木星で、-2.2等級です。火星はぐるぐる動くので色々な惑星と出会いますが、木星と土星は、公転周期が11.9年、29.5年とゆっくりなので、邂逅は20年ぶりです。12月21日には6分まで接近します。ガリレオ衛星の軌道より内側です。ちなみに月の直径は30分=0.5度です。
火星土星木星月

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2019年12月29日

天文年鑑2020

天文年鑑20202020年版天文年鑑を買いました。2020年は、日食は2回で、日本では6月21日に部分日食が見られます。東京では17時10分に最大食分0.47です。那覇では17時16分に0.84とかなり欠けます。台湾中部から中国にかけて金環日食になります。12月15日に皆既日食がありますが、南米で、日本では見られません。
本影月食はありません。半影月食は、1月11日、6月6日、7月5日、11月30日の4回で、7月5日以外は日本で見られます。半影月食は肉眼では分かりにくいですが、写真では部分的に少し暗くなっているのが分かります。
月が惑星を隠す、惑星食は10回あるが、日本で観測できるものは無しです。
水星の日没時の高度が一番なのは6月1〜2日で19.9度です。2月11日には16.7度です。5月22日には金星に52分まで大接近するので見つけやすいですね。
金星は、年の前半が宵の明星、後半が明けの明星です。3月25日が東方最大離角、4月28日が最大光度-4.5等、6月4日が内合、7月10日が最大光度-4.5等、8月13日が西方最大離角です。5月中旬ぐらいまでは夕方よく見えますね。4月3〜4日にプレヤデス星団を通過します。明け方では、7月12日にアルデバラン、10月3日にはレグルスに大接近します。
火星の接近があります。地球最近が10月6日で、衝が10月15日です。2018年の大接近の95%の大きさなので、準大接近で、大接近の時より正中地平高度が高いので観測しやすいです。木星の半分ぐらいの大きさに見えます。
木星は衝が7月14日で、合はありません。3月19〜20日の明け方の空に火星木星土星月が集合して賑やかです。木星はほとんど射手座にいて、年末に山羊座に入ります。
土星は1月14日が合で、7月21日が衝です。射手座と山羊座を行ったり来たりです。木星と近い位置にあり観測好機も同じで、12月21日には6分まで大接近します。ガリレオ衛星の軌道より内側です。邂逅は20年ぶりですね。3月31日には火星に接近します。
肉眼で見えそうな彗星はありませんね。
定番のペルセウス座流星群(極大8月12日)は観測条件が良くないですが、他の流星群は条件が良いものが多いです。しぶんぎ座流星群(極大1月4日)、水瓶座δ南流星群(極大7月30日)、オリオン座流星群(極大10月21日)、しし座流星群(極大11月17日)、ふたご座流星群(極大12月14日)などです。
太陽活動ですが、11年ごとの周期で黒点が増減し、今無黒点で第24活動周期の終わりだと思われ、2020年に黒点が増えると第25活動周期の始まりです。ただ、11年周期というのは平均で、9年〜13年と幅がありますからまだよくわからないのです。無黒点の時に太陽の磁極が反転するのですね。周期の始まりは高緯度に黒点が出現します。

ここからは天文とは関係なく余談ですが、太陽活動低下の時は天候不順や火山の噴火、地震が多いです。太陽風に守られなくて銀河宇宙線がたくさん降り注ぐかららしいです。要注意ですね。あと経済活動ですが、前回無黒点の時はリーマンショック、その前はアジア通貨危機、その前はブラックマンデーです。まあ、数ヶ月の誤差はありますけど。2020年も要注意で、株暴落とかデフォルトとかあるかもです。
posted by エダヤスオ | Comment(0) | ノート>宇宙天文
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