五区箱根の山登りを征した東洋大の柏原選手のおかげで、東洋大が総合優勝しました。これをおもしろくないと言う人がいるようですね。
小田原中継所はちょこちょこ移動していて、今は五区が長めになっています。また、往路と復路で位置がずれていますね。
区間タイムの一位と二位の差は、だいたい一分以内でしたが、五区だけは4分以上の差がついてしまいました。去年の柏原も速かったですが、これほどの差はついていません。他の大学があまり山対策をしてなかったんじゃないですかね。
花の二区というのが有名で、今年は日大ダニエルの11人抜き、東海大村澤の10人抜きがありました。一区前半まではお互い牽制し様子見ながら団子状態で、一区後半から前後にばらけてくるのですが、二区ではそれほどの差になりません。そこでごぼう抜きが生まれるわけです。まあ、派手なんでいいですけどね。
ごぼう抜きとか区間賞をとるような選手に注目が集まるのですが、それ以外の区間でも落ち込みがなく平均した力を発揮する大学が強いというのがあると思います。まあ地味な努力なんですが、選手層の厚さとも言えるんですけど。
私個人的には、突出した選手がいるからといってルールを変えるのはいかがなものかと思います。